転職活動ってどのように進めれば良いか、実際にやった人の話を聞いてみたいな。
このような疑問に答えていきます。
本記事のテーマ
本記事を読むと、次の情報が得られます。
- 初めての転職活動をどのように進めれば良いか?
- 実際に転職活動を行った人の感想・失敗談
結論
結論としては、私は転職活動を挫折して、しばらく仕事を続けました。
- 長時間労働を変えたいだけでは、企業選びに失敗しそうだった
- 副業として別の仕事をやりつつ、自分がやりたい方向性を決める
ちなみに、実際に使って良かった転職エージェントを別記事にまとめています。興味あり方はぜひご参照ください。
記事の信頼性
私は新卒でSIerという「対企業向けにシステムを開発する企業」に就職しました。エンジニアとして、システム開発の全工程(要件定義や設計、開発、テスト、リリース、保守まで)を担当してきましたし、現在はAndroidのアプリも作成していますので、経験者の視点からお話ししていきます。
転職を意識したきっかけ
以前、別の記事でも書きましたが、新卒で入社した会社で嫌な思いをして、「こんな会社辞めてやる」と思ったのがきっかけです。
正確に言うと、このプロジェクトの時は「若手ばかりのチームだからダメなんだ。異動したら何か変わるかもしれない」と思い、異動を申し入れて別部署に異動できたのですが、正直忙しさも変わらなかったので、転職活動を始めました。
転職活動の進め方
さて、転職活動未経験者がどのように活動したかと言うと、まずは求人サイトへ応募しました。
転職サイトに登録した
まずは転職サイトに応募してみました。新卒の就職活動もこのような求人サイトに応募していたので、その感覚で応募しました。
求人を見ていましたが、以下の点が気になり、他の方法を探すようになりました。
- 求人の量が多すぎて中々探せない
- エージェントを名乗る人からメールがめっちゃ来る
(うざったい) - 転職活動をどのように進めれば良いかわからず、誰かに聞きたい
- ネット上にエージェントが良いという口コミが多かった
気軽に使えるのは便利なのですが、中々一歩を踏み出せなかったので、エージェントを探すようになりました。まずは有名どころリクナビやマイナビのエージェントに登録しました。
エージェントを使った
そんなこんなでエージェントに登録すると、すぐさま担当者の方から日程連絡の連絡が来ました。業務終了後の19時開始で予約をして、東京駅まで移動しました。(いやー、さすが天下のリクルート様、東京の一等地の立派なビルでしたね。)
受付を済ませ、個室に案内されると担当者の方が待っていました。最初は自己紹介をして、なぜ転職したいか、転職に求めることなどを説明しました。
リクナビエージェントは、その場でいくつか求人を紹介してくれ、さらに転職活動のコツなども教えてくれます。後日メールで転職に必要な書類を送ってくれます。
必要事項を記載して返送し、かついくつか求人の中から志望企業を選択してエージェントに伝えると、面接の日程調整をしてくれました。(書類選考がある企業もあります)
面接してみた
意外とトントン調子で面接までこぎつけられ、3社くらい面接を受けました。仕事をしながらだったので、有給を取って、1日に3回面接を入れてもらいました。
結構今の仕事のことを聞かれたので、答えるのに困りました。具体的にこんな内容を聞かれました。
- なぜ今の会社を辞めたいと思っているの?→長時間労働がきついと言えない
- なぜうちの会社を志望したの?→楽そう…とは言えない
- 今の会社でどのようなことをしてきた?→話せる内容が無い
実際に働き色々な経験をしたり、感情が生まれたりしたので、新卒の就活の時とは求める軸が異なるのは確かです。
しかし、経験も浅く話せる内容もほぼ無かったので、1次選考を通過した企業様もありましたが、一旦転職活動を中断することに決めました。
転職活動を実際にやっていてどう感じたか
さて、転職活動を中断した私ですが、どのように感じたのか振り返ってみたいと思います。
今と大して待遇が変わらなそうな求人
正直に言って、今とあまり待遇が変わらなさそうでした。労働時間は少なくなりますが基本給も低くなり、おそらくまた不満に思って転職することになっていたでしょう。
中には夜勤があった仕事もあり、場合によってはより忙しくなっていたかもしれません。
何を変えたいのか自分でもイマイチわかってない
なぜ、再度転職をしそうだと感じたかと言うと、転職で何を変えたいのか自分でもわかっていなかったからです。
長時間労働を無くしたいというのも1つの欲求だと思うのですが、他の面(給与面や仕事のやりがいなど)をどうしたいか全く考えられていませんでした。
もう少し仕事をして、いろいろ経験をする中で見えてくるものをあるかと思い、仕事を継続することにしました。
副業として別の仕事をやってみて、今の仕事で実績を作る
仕事を継続したもう1つの理由は、「社内でも規模の大きい開発案件に参画していた」からです。平たく言うと実績を得るチャンスがあったということです。
実際に転職活動をしてみて、「現職で何を成し遂げたか」が重要と感じたので、その実績を作るという意味でも今の仕事を全力で頑張ろうと思いました。仕事の中で創意工夫して改善したということも面接で話すネタになると思い、今まで以上に仕事を頑張りました。
また、それと並行して休日に副業として色々手を出してみました。
- Androidアプリの制作
- ブログ作成
- ストアカで人を集めてExcelの講座を行う
- 興味のあった統計学の勉強、資格の取得
上記を通じて、自分が本当にやりたいことは何か?を見定めていきました。実際に経験しないと見えないこともありますからね。
結果として「データ分析・活用」に興味があると思ったので、転職活動を再開しました。ここに至るまで1年半くらいかかりました。
ちなみに入社5年目の時に転職活動を再開し、無事転職成功しました。その時のお話は下記記事にありますので、ご興味がありましたらお読みください。
まとめ
今回は私の最初の転職活動(挫折)とその振り返りを行いました。
「転職をして何を変えたいのか」を明確にすることが転職のコツであり、自分はいろいろ活動してようやくはっきりしました。
実際に体験してみないと見えてこないものもあります。ぜひチャレンジしてみてください。
不安であれば、転職エージェントなど第三者の意見を聞くことも有効だと思います。ただし、彼らもビジネスで協力してくれているので、鵜呑みにしないで最後は自分で考えて判断しましょう。
オススメの転職エージェントはこちらの記事にまとめていますので、興味あればご参照ください。
本記事が皆様の参考になれば幸いです。ではでは。
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