システムエンジニアの客先常駐ってどんな感じか、経験者が語ってみる

キャリア・転職
この記事は約4分で読めます。

システムエンジニアの人って顧客先に常駐するみたいだけど、どんな感じなの?

このような疑問に答えていきます。

本記事のテーマ

本記事を読むと、次の情報が得られます。

  • 客先常駐のメリット、デメリットと体験談

結論

客先常駐はあまり気にする必要はないが、苦手な人はいるかもしれない。

  • 客先常駐は、顧客とコミュニケーションを取りやすい
  • 一方で常に気を遣わなければいけない、会社への帰属意識が薄まる、会社の情勢に疎くなるなどのデメリットがある。
  • 個人的には、どっちでも良いが、自社開発の方が気が楽。

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記事の信頼性

 私は新卒でSIerという「対企業向けにシステムを開発する企業」に就職しました。エンジニアとして、システム開発の全工程(要件定義や設計、開発、テスト、リリース、保守まで)を担当してきましたし、現在はAndroidのアプリも作成していますので、経験者の視点からお話ししていきます。

客先常駐のメリット

客先常駐、つまり顧客先に常にいて開発や保守を行うことですが、システムエンジニアをしていると結構経験します。私も5年弱働いていましたが、約半分くらいは客先で仕事をしていました。

客先常駐のメリットは、何といっても「顧客とのコミュニケーションがとりやすい」ことです。すぐそこに相手がいればフラッと確認できますし、都合さえつけばすぐに打ち合わせもできます。というかこれが客先常駐の目的ですね。

他のメリットとしては「自社オフィスのデスク数を少なくできる」など、正直エンジニアの雇い主側のものしか思いつかないです。

ちなみに残業が少ないとかって意見もありますけど、そんな経験したことないです。(警備員さんと仲良くなったぁ…笑)

客先常駐のデメリット

客先常駐のデメリットですが、次のものが考えられます。

常に気を張っている

顧客先にいるので当然ですが、常に見られているような気がして、自社開発に比べて気疲れします。スーツ着用、椅子の上に胡坐はかけない、休憩しにくいなど中々疲れた記憶があります。

中には、PJルームという形でエンジニアだけの部屋を用意してくれる企業もあり、そのような時は多少はリラックスできます。(ただ、いつ顧客が入室してくるかわからないので若干気を張っている必要がありますけど)

会社への帰属意識が薄れる・社内の人脈が形成しにくい

個人的にはこれが一番のデメリットかなぁと思います。本当に会社への帰属意識が薄れます。社内でどんな施策が走っているか、どのような案件を獲得したかなど、社内の情勢をほぼ知らない状態になります。

さらに、自社の人間とほぼ交流が無くなります。社内に人脈があればちょっとしたお願い事やツール類の交換などができるのですが、そのような交流が一切なくなってしまいます。

このような状況下だと、その会社にいる理由もなくなってくるので転職を意識するエンジニアが増えるでしょう(これも経営者側のデメリットですね…)

客先常駐の経験談

ここまで、客先常駐について解説してきましたが、最後に私が客先常駐をした時の経験談をお話ししたいと思います。

私が初めて客先常駐をしたのは、新卒2年目の時でした。新規開発の案件で、顧客と頻繁に打ち合わせを行うため客先常駐で仕事をしていました。

この時はPJルームという形で1部屋貸してもらい、エンジニアが集まって仕事をしていました。借りている立場でこんなことを言うのも恐縮ですが、下記のような感想を持ちました。

  • オフィス街だったので、ランチ先が充実している
  • 椅子が安物で長時間座るとお尻が痛かった。
  • 少し古い部屋なので、隙間風が寒かった。
  • モニターが無く、開発効率が低かった

うん、環境面のデメリットばかりで正直大きな問題はなかったです。強いてあげるのであればモニターが無いことで生産性が下がってしまったくらいですかね。

顧客が頻繁に出入りするので気疲れはしますが、仕事なので仕方がないかなと思い、あまり気になりませんでした。他のPJで他の顧客先に常駐したこともありますが、モニターが無い、椅子が硬いなどの問題はあれど、そこまで気にするほどではなかったです。

まとめ

ということで今回は客先常駐について解説しました。システムエンジニアをするうえで切っても切れないものですが、正直あまり怖がる必要もないかなぁと思います。

ただ、苦手な人もいると思いますので、そのような人は上司などに頼むか、転職などをして環境を変える努力をしてみましょう。

 

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今回の記事が皆様にとって役立つと幸いです。ではでは。

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